MOOCとは
世界中の受講者に発信できるオンライン講座
MOOCとは、インターネット上で公開される、誰でも受講できるオンライン講座のことです。
当センターでは、映像教材の制作と教材設計、開講中のサイト管理、事務手続きを一手に引き受けています。MOOCの教材の多くは学内での反転授業でも使用されており、繰り返し活用することで視聴ログ取得やアンケートを実施し、エビデンスに基づく教材改善を行うためのデータを蓄積しています。学内で利用された教材を学外でも再利用することで、高等教育の機会を広く一般に提供しつつ、そこでも学習履歴データを蓄積し、それに基づいた研究を行っています。

事例紹介「放射線・放射能の科学(2020)」
「Effects of Radiation(環境放射能基礎)」の日本語版を学内の反転授業での運用を経て、新教材に加え、課題等を改良し、工学研究院および獣医学研究院の教員8名による講義「放射線・放射能の科学」を、日本における代表的なMOOCプラットフォームgaccoにて2020年3月に開講しました。センターでは新教材の教材設計、撮影・編集、新PVの制作、開講後の運営を担当。今後も学内での反転授業などで再利用していくことによってエビデンスに基づく改善を行っていく予定です。
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事例紹介「戦争倫理学(2019/2017)」
gaccoにおいて2017年3月に、文学部文学研究科 応用倫理研究教育センター准教授(当時、現広島大学)眞嶋先生による「戦争倫理学」を開講しました。2019年3月には改良版が再開講されました。センターは教材設計(一部教材内容)・課題の作成、教材収録・編集、PV制作、開講後の運営を担当。講座の目標とした受講者同士の議論を実現するために、2回の対面講義とVRディスカッション動画を撮影しました。受講者のレポートを用いた研究を準備中です。
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事例紹介「ようこそ、科学技術コミュニケーション(2018)」
gaccoにおいて2018年3月に、オープンエデュケーションセンターCoSTEP部門 川本先生を中心とした9名の講師陣による科学技術コミュニケーションの方法論についての講義「ようこそ、科学技術コミュニケーション」を開講しました。
eラーニング部門は映像教材を1から作るために教材設計、収録・編集、PV制作、開講後の運営を担当。教材は利用希望があった企業のファシリテーション演習予習や本学での予習動画として再利用されました。教員からは実施しているカリキュラムを体系的に再考するのに役立ったと伺っています。さらに2018年度の選科応募者が倍増、MOOCで好成績を得た受講者が通常カリキュラムの受講者となる等、広報にも役立ち、科学技術コミュニケーションのニーズを掘り起こすことができました。
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eラーニング部門は映像教材を1から作るために教材設計、収録・編集、PV制作、開講後の運営を担当。教材は利用希望があった企業のファシリテーション演習予習や本学での予習動画として再利用されました。教員からは実施しているカリキュラムを体系的に再考するのに役立ったと伺っています。さらに2018年度の選科応募者が倍増、MOOCで好成績を得た受講者が通常カリキュラムの受講者となる等、広報にも役立ち、科学技術コミュニケーションのニーズを掘り起こすことができました。
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事例紹介「Effects of Radiation(2015)」
国際的なMOOCコンソーシアムである「 edx(エデックス)」において、2015年7月14日に、工学研究院および獣医学研究科(当時)教員7名によるオンライン講座「Effects of Radiation(環境放射能基礎)」を開講しました。センターでは教材設計、撮影・編集、PV制作、英語化に関わる作業を担当。日本の大学が海外のMOOCを行う例としては最初期の実践例となりました。また作成した教材はその後4年間、反転授業の予習教材として活用されました。
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