OECについて

設立主旨(ミッション)

北海道大学大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンターは、情報通信技術を活用した教育・学習の支援を行うとともに、オープン教材(Open Educational Resource:OER)を活用した教育改善を推進することを目的として設置されました。

大学教育の改善・改革に関する取組みを支援し、大学教育の魅力を国内外に発信することを目指しています。

部門構成

オープン教育開発部門

OECフォーラム(オンライン開催)

オープン教育開発部門では、ハイブリッド型授業などの授業運営支援や、オープン教材(Open Educational Resource:OER)の開発と活用に関するサポートを行っています。

教材設計・著作権処理・映像制作・配信といった教材開発と、情報通信技術を活用した授業実施を全学的に支援し、オープン教材やeラーニングを活用した新たな教育手法導入を推進しています。

>> ハイブリッド型授業ガイド

CoSTEP部門

科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP・コーステップ)は、2010年3月まで科学技術振興調整費で運営されてきた科学技術コミュニケーター養成ユニットの後継組織です。CoSTEPでは教育・実践・研究を互いに有機的に関連づけながら科学技術コミュニケーション教育を推進しています。2005年からの11年間に修了した700名以上の科学技術コミュニケーターが、行政や研究機関、科学館、メディアなどで活躍しています。

>> CoSTEP HP

シンボルマークについて

青と黄で創りあげる「緑」
2色の円が重なり合うシンボルマークは、「学習者」と「教育者」が相互に関わり合い、北大の学びを鍛え育む「現在進行形の教育改善」を表現しています。知性を象徴する「青」は「学習者」を、論理を象徴する「黄」は「教育者」を、そして、青と黄を混ぜると出来あがる「緑」は「北海道大学」を意味しています。

シンボルマークの傾き
シンボルマークは、「地軸」と同じだけ傾いています。オープンエデュケーションセンターは、「北大の魅力を発信し、 現在進行形の教育改善に努める」という確固とした一本の軸を 「ブレない地軸」として持ち続けることで、ICTを活用した新しい試みにおける変化を楽しみ、新しい文化を創り出すことを目指しています。

大学院教育推進機構におけるOEC

大学院教育推進機構は、大学院での研究・教育に必要な情報を発信し、全ての大学院生の皆さんをサポートするとともに、大学院共通授業科目などの大学院教育プログラムの運営、キャリア教育・支援などを体系的に行うために設置されました。各学院と緊密に連携しながら、大学院教育全体のマネジメントを行うとともに、より充実した大学院教育が実施できる体制を整備します。

また新たな取り組みとして、本学の研究の強みと特色を活かした大学院レベルのリカレント教育を推進します。社会で活躍する多くの方々に新しい「学びの場」を創出するとともに、大学院生の皆さんと一緒に学ぶ「共修の場」を設定し、新しい大学院教育を目指します。

このような活動を行うために、大学院教育推進機構内に4つの部(教育プログラム推進部・博士フェローシップ推進部・博士人材育成部・リカレント教育推進部)と、3つのセンター(先端人材育成センター・高等教育研修センター・オープンエデュケーションセンター)を設置しています。

>> 大学院教育推進機構