【開催報告】第6回 OECのお~い知ってる?ハイブリッド型授業 〜ランチセミナー&相談会〜 「学習課題をつくるポイント」

記録動画配布スライドは、下記のリンクからご覧いただけます。
>> 記録動画(2022.12.08 実施)
>> 配布スライド

開催日時
2022年12月08日(木) セミナー:12:15~12:45 相談会:12:45~13:15

参加者
25名

大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンター(OEC)では、ハイブリッド型授業に関わるランチセミナーを定期的に開催しています。

今回は「学習課題をつくるポイント」をテーマとして杉浦先生(OECオープン教育開発部門副部門長)より、話題提供しました。

学習内容が定着したかどうか確認するためには、学生に課題に取り組んでもらう必要があります。課題のつくる際には、学習の出入口を明確にすることからはじめて、「目標行動」「評価条件」「合格基準」を明確化することで、ねらいがはっきりするため課題を検討しやすくなります。また、Moodleの「H5P」などを用いてインタラクティブな課題を提示することによって、学生は理解度を即時に確認できるため、主体的な学びを促進するとともに、学生とのエンゲージメントを高めることにつながります。

加えて、第5回の相談会で話題となった「字幕翻訳ソフト」ついて紹介しました。動画に字幕をつける作業を簡便化できる方法を調査した結果、元言語を字幕テキストにしてから翻訳するまでのステップがソフトウェア上で一気通貫で実施できることがわかりました。下記の資料では、「Vrew(無料で使えるソフトウェア)」を使う方法と、Adobe premiereで「Subtitle Pro(有償プラグイン)」を使う方法をまとめています。

>> 字幕翻訳ソフトについての資料はこちらから

相談会では、第5回セミナーで紹介した「Moodleテンプレート」の活用や、ELMSポータルの使い方、授業目的公衆送信補償金制度に関する疑問、字幕翻訳ソフトの問題など、多岐にわたる話題があげられていました。とくに新任教員向けのELMSやMoodleに関するセミナーのご要望については、開催に向けて検討していきたいと思います。

毎月第2木曜日に開催していたランチセミナーは、来年1月以降オンデマンド型にかたちを変えて配信いたします。なお、相談会は、引き続き定期的に開催いたします。

引き続き、映像教材やMoodleを効果的に用いたハイブリッド型授業の実施方法について、皆様からのご質問・ご要望を募り、今後の活動に活かしていきたいと考えています。

OEセンターが開催するイベント情報について確実に知りたい方は、メーリングリストへ参加していただけますと幸いです。以下より申込ください。

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