【開催報告】第1回 OECのお~い知ってる?ハイブリッド型授業 〜ランチセミナー&相談会〜「お〜い知ってる?ハイブリッド型授業の事始め」

記録動画配布スライドは、下記のリンクからご覧いただけます。
>> 記録動画(2022.07.14 実施)
>> 配布スライド

開催日時
2022年7月14日(木) セミナー:12:15~12:45 相談会:12:45~13:15

参加者
29名

大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンター(OEC)では、ハイブリッド型授業に関わるランチセミナーを定期的に開催しています。

今回は、重田勝介先生(OEC副センター長)より「ハイブリッド型授業事始め」をテーマとして、「ハイブリッド型授業」と「ハイフレックス型授業」の違い、オンライン教育と対面教育を組みわせたブレンド型授業の効果について話題を提供しました。

参加者同士の情報交換では、各学部でオンライン講義を行うための要件が異なること、海外と接続する必要のあるセミナーについての話題がありました。

セミナー後の相談会では、「複数コマで効果的にブレンド型を取り入れる授業設計」「学生の参加度を高めるための授業方法」「LMSのログの活用方法」について、参加者の皆さまと意見を交わすことができました。

事前にいただいた質問について

たくさんのご質問をいただきありがとうございます。

Q著作権処理について、どの程度厳密にご対応されていますか。

A著作権法を遵守した対応をしております。特に授業目的公衆送信補償金制度の対象外となる著作物の利用については、より慎重に著作権処理を行っております。OECが実施している著作権処理の具体的な内容を以下に記載いたします。

・講義資料に含まれるすべての著作物の出典調査
・著作権者の定める利用規約を確認し、利用可能か否かの判断
・利用許諾申請
・利用が難しい著作物については代替となる資料を探す/作成する等
・適切な出典情報やライセンスマークを記載
その他、Moodleの活用方法(便利な使い方がの事例)、隔週でオンデマンドと対面を交互に実施した場合、オンデマンド週における学生のモチベーションをいかに高めるか、オンライン/現地双方で成立するプレゼン方法のノウハウなど、ご質問をいただいています。これらのご質問については、今後のセミナーでご紹介できれば考えています。

開催後のアンケート結果

アンケートの結果、テーマは「役に立った」、セミナーに「満足した」と回答をいただきました。理由として「ハイブリッド型授業への理解が深まったから」「直接話すことができたことは大変有益であった」というコメントをいただきました。

今後取り上げてほしいテーマとして、「日本の大学で一般的に導入されている各種LMSの種類や特徴について」「遠隔授業における教員、学生それぞれのロール作りについて」というご意見をいただきました。また「今後も勉強会など開催していただけると他学部の方々との意見交換などできればありがたい」という要望もありました。

今後のセミナー運営の参考にさせていただきます。ご協力ありがとうございました。